TEREZA 1-3

おはようございます。こちらは朝です。
パリ二日目を迎えました。

今日は特にミーティングはなく沢山インスピレーションやアイデアを求めて、街の散策に出かけました。
私が泊まっているホテルはモンマントルという所に近く中心部で、
カナルやマレなどと言ったダウンタウンにも歩いていける距離だったのでとても便利でした。

一応メトロはあるのだけど歩ける距離なのでメトロは使わず歩き回りました。
歩き回っても見落とすくらい、素敵なお店が沢山あるのです。

体力勝負なので、私は旅先ではご飯をしっかりと食べるようにしています。
ここで体調を壊す訳にはいかないのです。



ミーティングは明日に控えているのですがその前に、American Vintageのショップを見に出かけました。

この狭めのスペースに３人の店員さんがいて、みんなそれぞれとても慌ただしい様子でした。
お客さんは入れ替わりで次々に入ってきて、試着室もミラーファイトと言った様子。笑
色々聞きたいことがあったけど、諦めて明日のミーティングで聞く事にしました。

そしてここは、''SWILDENS''のお店です。
コレクションではないのですがTEREZAにも少しだけ入荷していたのでご存知の方も多いと思います。


それから街を散策すると次々に出てくる素敵なお店。
素敵なウィンドウディスプレイに思わず見とれて立ち止まったり、どうしても気になって中に入ってしまったり、そんな事をひたすら繰り返しました。


ヘトヘトになって街の通りにあるベンチに駆け込むように座り込むと、
偶然横に居たマダムがにっこりと笑って『そうそう、休憩も必要なの』と言いました。
心もすっと軽くなるような、そんな笑顔でした。




ひととおり街を歩き回るとショップは閉まりだして、ご飯を食べるお店を探しました。

こんなパリの街でも忙しい店とそうでない店の差は歴然で、人気店ではお店の外まで人があふれていました。
わたしにはその店も同じに見えるのに、どうしてそのお店だけが人気なんだろう。
その秘密が知りたくなって、何のお店かわからないけど夕食はそこに決めました。

そこでびっくりしたのが、わりと広いスペースなのにバーカウンターに居る彼が一人きりでホールもバーもまわしているということ。
私が入るとすぐに気付いて、『狭いけど、ここに座ってて』と相席のような席を案内してくれました。

両手は料理で塞がっていたのに、どこからみてもオープンな笑顔。
機械的でマニュアル通りに働いているのではなく、生き生きと楽しんでいるように見えました。
しかもとびきり元気よく人の何倍も動き回っているように見えました。
周りの人も彼の動きに憧れ、活気をもらい、カウンターのお客さんは彼に群がっていました。

パリではドアを開けたお客さんの方が元気よく『ボンジュール！』と入ってくる光景。
やっぱり、わたしこの街大好きです。

紹介したいショップやエピソードは、このブログでは書ききれません。
また、帰国後少しずつ伝えて行きたいと思います。

さて明日はいよいよ展示会です。お楽しみに！

Shiori